ＢＢ２ Ｃｏｍｐ４攻略

ＢＢ２ Ｃｏｍｐ４（ビービーツー　コンピレーション フォー）は、２０２０年８月にリリースされたＢＢ２シリーズの中でも新しいプログラムです。ＢＢ２シリーズはこれまでに８７プログラムがリリースされましたが、新しいほうから３番目のプログラムです。（２－４より新しいのはＢＢ２ Ｄｅｅｐ２とＢＢ２ Ｃｏｍｐ５）。

このプログラムは、その年度の新卒新入インストラクターのデビュープログラムのひとつで、２０２０年度の新入インストラクターはＨｉｔ２０かＣｏｍｐ３、あるいはこのＣｏｍｐ４かがデビュープログラムでした。

２０２１年４月６日現在で、３５名のインストラクターにより過去１０９０回のレッスンが提供されています。

このプログラムのレポートと強度評価はこちらの記事をどうぞ。

ダンベル前に８曲、ダンベル後に３曲の全１２曲構成です。

ＲＵＮはでてきません。３曲目とダンベル前の８曲目にはスタンディングファストがあり、スプリント曲といっていいでしょう。ただし、息が上がる度合は５曲目と６曲目の連続、特に６曲目です。初級者の方には６曲目が一番の課題となるでしょう。

ポジション３ダブルタイムは３曲目、４曲目、６曲目、８曲目とラストソングに出てきますが、いずれも短いカウントだったり、速度がゆっくり目だったりするので、恐れる必要はありません。

このプログラムは、６曲目さえ乗り切れば、たぶんなんとかなります。またその前の５曲目も少々キツく感じると思うので、５・６曲目の連続に集中で乗り切りましょう。

上半身のコリオは２曲目に出てくる３バック１アップ、６曲目の３サイドが少し変わった感じ。特に難しくはないので最初は見様見真似で大丈夫です。

それでは１曲目からみていきましょう。できればセットリストを聞きながらお読みください。各曲ごとの細かなコリオについては先にもあげたレポート記事をご覧ください。

（１）Hello My Love

ウォーミングアップ曲です。普通の速さのポジション３リズムで漕ぎながらプッシュアップ、エルボーダウン、ライレフなどを４カウントや２カウントで。体を温めつつほぐしていきましょう。

（２）Sing It With Me

普通の速さのポジション３リズムで漕ぎながらダブルタップ。サビのところで３バック1アップ。ダブルタップと３バック１アップのコンビなど。２曲目までがウォーミングアップ曲です。

（３）Starving [Bali Bandits Remix (Radio Edit)]

スプリント曲といっていいでしょう。ただし、このプログラムの場合、５・６曲目が心拍が一番あがるので、この曲まではしっかり息を整えながら漕ぎましょう。スタンディングファスト（４カウント）の後ポジション３ダブルタイム（３２カウント）が２コーラス分。最後に追い込みの座り漕ぎプッシュアップ（２カウント）

ポジション３ダブルタイムは３２カウントですから、あきらめずに最後まで。

（４）If the World Was Ending

ゆ～ったりと立ち漕ぎリズムでサイドトゥーサイド。余裕があればトルクを上げましょう。

最後は１２８カウントほどのポジション３ダブルタイム＋タピバ。（ですが、基本ペースがゆっくりなので、ダブルタイムも速めのリズムともいっていいくらいの速度です）。よい練習になりますよ。

（５）As You Are (Shy FX Remix)

普通の速さ（からゆっくり目）の立ち漕ぎダブルです。ポジション３ではなくポジション１で。エルボーダウンをボースハンズ（両手）やライレフ、シングルシングルダブルなど織り交ぜながら、一曲丸ごとポジション1ダブルです。

ポジション１のダブルタイムのコツは、腹筋に力を入れて反り腰にならないこと、につきるでしょう。腹筋を固めて重心を上に引き上げるように骨盤を立てて体幹でしっかり漕ぎます。

（６）Lost Stars (Into The Night Mix) 

たぶん初級者の方にはこのプログラムの最難関曲。

１コーラス目は、座り漕ぎでプッシュ＆エルボー。サビがスタンディングファスト（４カウント）からポジション３ダブルタイムが合計１６０カウントです。（途中エルボーダウンライレフとのコンビの後、３サイド＋プッシュ＆エルボー）。

このコンビネーション｛３サイド＋プッシュ＆エルボー｝６４カウント分が結構しんどいと思います。こんなときほど腹筋に集中して重心を落とさないように。慣れてくればなんてことないのですが、初級者の方は何度もこのプログラムを受けて、この曲を制覇すると格段に進歩するでしょう。

（７）Love Is Fire

普通の速さのポジション３リズムで、３コーラス目のコンビネーション｛２バック２アップ＋２プッシュアップ＋ダブルタップ＋ダブルプッシュ｝が特徴的。バックトゥーアップとタップイットバックの違いを意識してしっかり体幹で漕ぎましょう。特にタピバで後ろにタップするときに腕の力で押さないようにご注意。

（８）Ready For Love

座り漕ぎダブルがベースですが、スタンディングファストとポジション３ダブル、最後のサビはダブルのままでバックトゥーアップまで入ってきます。次の曲がダンベルですから、少々無理して息を上げても大丈夫。

立ち漕ぎダブルは前半サビで３２カウント、後半サビで３２カウント＋バックトゥーアップ３２カウント。なんとか漕ぎ切れるほどの長さだと思います。何度も書きますが腹筋に力を入れて乗り切ります。

（９）Believe in Love

ダンベル。プルイン（後半ではクロスプルイン）・アームカール・トライセプス。余裕があれば１ｋgダンベルでどうぞ。

（１０）I Am Yours

ダンベル後の曲がゆっくり休憩曲なのがプログラム強度を低く感じる一つの理由でしょう。ゆっくり目の立ち漕ぎダブル（あるいは少し速めのリズムと感じる方も）でタピバするだけ。

（１１）Long Way Home

これもいわば休憩曲かな。立ち漕ぎでプッシュアップ、座り漕ぎでダブルタイム→スタンディングファスト（４カウント）。短い曲なので、息が上がるまではいかないでしょう。

（１２）Conversations in the Dark

ラストソング。ポジション２ダブルでエルボーダウンとかエルボーダウンキープ。サビでポジション３ダブル。最後にポジション３ダブルのままでエルボーダウンでフィニッシュ。

１コーラス目の立ち漕ぎダブルは３２カウント、最後の立ち漕ぎダブルは合計６４カウント。多少キツく感じると思いますが、なんとか漕ぎ切るカウントで終わりますから、がんばりましょう。

完走のためには５曲目から６曲目にかけての腹筋に集中。

という具体的な攻略のコツになるのでしょうか。