新型コロナ感染予防のための臨時休業が、エリアによっては解除されていく中、自宅でフィールも頻度が少なくなっていくのかな、と感慨深いものもありますが、三密を避ける意味ではなかなか捨てがたいです。感染予防のためにフィールを休会あるいは退会された方もいると聞きます。自宅でフィール、いいですよ。
購入したスピンバイクとスタジオバイクの違いのまとめ
私が購入したスピンバイク(YOSUDAブランドのL-001というモデル)とフィールのスタジオバイクとの違いをまとめてみました。
ハンドルの違い:フィールのスタジオバイクのハンドルのほうがポジション3の位置が幅広です。
黒い写真が、自宅でフィールで使っているバイクのハンドルです。少しわかりづらいですが、ポジション1の手前の黒い四角いところにはスマホやタブレットが置けるようになっています。
黄色く重ねたのがスタジオバイクのハンドルの形です。(寸法は正確ではありませんが、だいたいこんな感じ)スタジオバイクのほうが横のバーの左右からまっすぐにポジション3の位置まで伸びているのに対し、自宅でフィールで使っているバイクのハンドルは中央方向に伸びています。
自宅のバイクのハンドル先端は、ちょうとスタジオバイクのポジション5の先端のイメージのところにきています。ポジション3で漕ぐときには上図のピンクの丸あたりをもって漕ぐことになりますから、スタジオバイクよりも幅が狭い持ち方をします。これ、プッシュアップのときの胸の開きに関係してくるとは思いますが、感覚的に「ちょっと狭いな」と感じるくらいでさほどの違和感はありません。
サイズの違い:フィールのスタジオバイクのほうが本体サイズが5センチほど大きいと思います。ポジション2で漕ぐときに、ハンドルの位置が数センチ身体に近いイメージです。違和感はあまりありません。(もしかしたら身長の低い方には自宅でフィールのバイクのほうが漕ぎやすいかもしれません)
フィーリングの違い:ホイールの重さがスタジオバイクに比べて若干軽く感じます。漕ぎ出しが軽く、スタジオバイクに比べて空回りする傾向が強いと思います。トルクは効きますから自分にあったトルク調整が必要です。また、自宅のバイクはサドルがクッションのあるものなので、座り漕ぎでペースが上がると身体が少し跳ねてしまいます。
できないコリオ:ありません。プッシュアップ、エルボーダウンからタピバもバックトゥーアップ、ツイストなど(たぶん)全部のコリオができます。トルクを最大に近いところまで右に回せば脚は完全に固定されるのでクランチも大丈夫です。
総合評価:「自宅でフィール」という目的には合格点です。価格と効果からいうと全く問題ないと思います。
他のスピンバイクを試したわけではないので、比較できるのはスタジオバイクしかありませんが、この商品はお勧めできます。実際、私の妹と娘も一台ずつ購入して、時折zoomで三か所つないで自宅でフィールやってます。
自宅でフィールその後。
購入したスピンバイクのメーカーとメールでいくつかやり取りをしたので、その内容をご紹介します。
Q1)フィールサイクルというフィットネスクラブのバイクに近いハンドルが欲しいのですが、ハンドルの交換はできますか?(フィールのスタジオバイクとの最大の違いがハンドルだったので、フィールっぽいオプションハンドルが無いかと淡い期待を持って聞いてみました)
A1)ハンドルは付属のもの一種類しかありません。他のスピンバイクのハンドルと互換性は無いと思います。現在新しいハンドルを備えたバイクを開発中です。
ということで、開発中のバイクのハンドルの写真というものを送っていただけました。
うーん、下向きのハンドル、いらんなぁ。でもこの形のほうが幅広感があるようで、スタジオバイクに近い感覚になるかもしれない。フィール会員さんがたくさん要望を出せばスタジオバイクのハンドルに近いものを作ってくれるかもしれません。
Q2)アマゾンで品切れ中になってますけど、販売中止ですか?
A2)コロナの影響で需要が伸びていて、工場の生産が追いついていません。一時的に在庫切れです。近日中に入荷しますので、ご安心ください。
・・・ということで、在庫復活しております。こちらから、商品ページに直接飛べますので、ご参考に。
いやぁ、コロナの影響恐るべしですね。
Q3)アマゾン以外での直販サイトはありませんか?(少しでも安く買えればいいですよね)
A3)いまのところ販売ルートはアマゾンだけです。
時おりアマゾンでのキャンペーン値引もあるようなので、興味のある方は、こまめにチェックしてはいかがでしょう?
正直言って、「自宅でフィール」のためにダメ元でスピンバイクを購入しましたが、ぜんぜんいけるので楽しんでいます。アメリカでは北米を中心に、多くの配信プログラムが選択できて好きな時間にタブレットで見ながら購入したバイクを漕ぐ、PELOTON(ペロトン)というサービスがあります。

pelotonのバイク(画像はペロトン公式サイトより)
バイクはフィールのスタジオバイクに似てますね。
バイクだけで 2,245USドル(現在のレートで24万円少々)。シューズとダンベルとヘッドフォンが付くセットは 2,404USドル(26万円弱)、バイクは1台でシューズが2セットついたファミリーパッケージは 2,694USドル(29万円程度)だそうです。バイク代金は分割もできて月額58USドル(6200円)39回分割だそうです。(金額等はすべてペロトン公式サイトより)
これに月額のレッスン配信代金が39USドル(4200円)となっています。バイク代とレッスン代で月額1万円かぁ。いいね。
アメリカのような広大な国では、各地にスタジオを作っていくのも大変なのでしょう。フィールサイクルでもこういうサービス始めませんかね。近隣にスタジオがない地方の方でもフィールのレッスンが受けられるのはいいですね。