※2022年8月リリースのプログラムBB2 RHCPの強度評価とプログラム構成を提供いたします。なお、このプログラムはFEEL ANYWHEREのみでの提供です(スタジオ提供は現時点ではありません)。
BB2 RHCP(ビービーツー レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
プログラムリリース日:2022年9月5日(月)
アメリカの世界的ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新アルバムUnlimited Loveからも選曲してBB2プログラムがリリースされました。エニウェアのみの配信です。このプログラムは7月22日にライブ配信されました。(が、ライブを受講していないので同じ内容かどうかは自信がありません。たぶん同じだと思います)
プログラム全体としては、1)曲数が全9曲(それぞれの曲が最近の楽曲と比べると少しづつ長く、5分超の曲も2曲) 2)ほとんどの曲が同じくらいのペース(BPM) 3)RUNは無し。極端に強度の高い曲もなし。4)凝ったコンビネーションもなし、難易度は標準 5)全体の強度はBB2標準より少し低め といった感じでしょうか。
BB2シリーズの中ではそれほど高い強度ではありません。極端に高強度の曲もなく、ペースもそれほど高速ではありません。座り漕ぎもそこそこあり、凝ったコリオもないのでチャンレジしやすいでしょう。曲が3分台が多い最近の楽曲と比べると長いものが多いので、9曲構成(ダンベル前の6曲、ダンベル後に2曲)になっています。標準的なBB2の構成とは少し違っていますが、違和感はそれほどないと思います。
プログラム強度評価は、脚強度12・腕強度5・腹強度3の総合評価20ポイントとしました(マックス値は脚20、腕10、腹10です)。もちろん強度の感じ方は人それぞれなので、違うご意見もあるかとは思います。
楽曲 | duration | BPM | |
1 | Can't Stop | 3'29 | 91 |
<EASY>~<NORMAL> ベースはポジション2座り漕ぎダブルタイム(少し遅め)あるいはリズム(速め)
曲の2/3くらいまで座り漕ぎ。速めのリズムと感じるか遅めのダブルタイムと感じるか、それぞれでしょう。(わたしは少し速めのリズムと感じました) 曲調にあわsて、プッシュアップ(2カウント)→エルボーダウンライレフ(シングルカウント)→エルボーダウンライト&レフトのシングルシングルダブル(シングルカウント)。 少しリズムで漕いで、再びエルボーダウンライレフシングルシングルダブル(シングルカウント)からボースハンドのエルボーダウン(2カウント)。 エルボーダウン(2カウント)の後、ポジション3立ち漕ぎ。これも速めのリズム~ゆっくり目のダブルタイム。立ち漕ぎのままエルボーダウン(シングルカウント)からコンビネーション{2エルボーダウン(シングルカウント)・ライレフ(シングル)}の繰り返しです。 |
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2 | Give it Away | 4'43 | 92 |
<EASY>~<NORMAL> ベースはポジション2座り漕ぎダブルタイム(少し遅め)あるいはリズム(速め) 1曲目とほぼ同じペース。
座り漕ぎでプッシュアップ(4カウント)→プッシュアップ(2カウント)→プッシュアップ2ダウン2アップ。 2ダウン2アップは、ダウンの途中で一拍とめ、アップの途中で一拍止めるやつです。その後コンビネーション{2プッシュアップ(2カウント)・プッシュアップ(2ダウン2アップ)} 曲後半はスタンディングファスト。結構長めに4カウントのスタンディングファストをした後に、コンビネーション{スタンディングファスト4アップ→プッシュアップ2ダウン2アップ・スタンディングファスト4ダウン→プッシュアップ2ダウン2アップ}。 結構長いスタンディングファストの後、ポジション3リズム(あるいはゆっくり目のダブルタイム)になり、プッシュアップ(2カウント)からコンビネーション{2プッシュアップ(2カウント)・プッシュアップ(2ダウン2アップ)}で最後まで。 |
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3 | Black Summer | 3'52 | 106 |
<EASY>~<NORMAL> ベースはポジション2ダブルタイム。ポジション3ダブルタイムで少し心拍があがります。少しゆっくり目の立ち漕ぎでサイドトゥーサイド。その後バックトゥーアップ(4カウント)→(2カウント)。その後がシングルアップになります。シングルアップは、2カウントのバックトゥーアップの1でアップ2・3・4でバック、という変則バックトゥーアップです。
クラウチングを挟んでアップトゥーバック(2カウント)→シングルアップで最後まで。 普通のプログラムは3曲目にスプリント曲が来るのが定番ですが、このプログラムは4曲目まで少しおとなしめです。 |
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4 | Californication | 5'30 | 96 |
<EASY>~<NORMAL> ベースはポジション2ダブルタイム(少しゆっくり目)
しばらくリズムで漕いで、エルボーダウン(4カウント)→(2カウント)、コンビネーション{エルボーダウン(4カウント)・2エルボーダウン(2カウント)}。 座り漕ぎリズムを挟んで、プッシュアップ(4カウント)→(2カウント)、コンビネーション{プッシュアップ(4カウント)・2プッシュアップ(2カウント}。 その後ポジション3に立ち上がります。ダブルタイムでしばらく漕いで、リズムにペースを落として最後までサイドトゥーサイド。 |
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5 | Around the World | 3'59 | 97 |
<NORMAL>ベースはポジション3ダブルタイム(普通の速さ) 5曲目6曲目が少し息が上がります。立ち漕ぎダブルで漕ぎながらタップイットバック。ところどころにリズムを挟みながらタップイットバックからプッシュアップ(シングルカウント)、ダブルアンドプッシュで身体全体を使っていきます。
2コーラス目も同じくポジション3ダブルタイムの後、タップイットバック、プッシュアップ(シングルカウント)、タップアンドプッシュでフィニッシュ。 4曲目までがおとなしめだったので、少し心拍が上がりますが、曲自体はそれほどの強度はありませんから安心してください。 |
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6 | Snow(Hay Oh) | 5'35 | 105 |
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(普通の速さ)
普通の速さのリズムで漕ぎながら、ダイヤモンド2ライト2レフト(2カウント)を1回やってバックトゥーアップ(2カウント)。 ダイヤモンド2ライト2レフト(2カウント)を2回やって2バック2アップ(2カウントバックトゥーアップのこと)。ダイヤモンドを挟んで、コンビネーション{ダイヤモンドライト・2バック2アップ→ダイヤモンドレフト・2バック2アップ}。 曲後半は座ってダブルタイムに移行。ポジション3スタンディングファスト(8カウント)からスタンディングファスト(4カウント)。ラストはポジション3ダブルタイム。32カウントのダブルタイムリズムの後、96カウント分2バック2アップです。 きつめのダブルタイムが出てくるのはこの曲とラストソングのみですが、この曲では合計でも128カウント分なので、チャレンジしましょう。 |
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7 | Dani California | 4'42 | 96 |
<Dumbbell>チェストプレス、ショルダープレス、フライ、フロントパンチのセット。
ダンベル曲も長めなので、結構上腕に効きます。 |
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8 | Under the Bridge | 4'26 | 84 |
<NORMAL> ベースはポジション3ダブルタイム(少しゆっくり目)
タップイットバック曲です。少しゆっくり目のポジション3ダブルで漕ぎながら、タップイットバック、ダブルタップイットバックをたーっぷりやります。曲が長いので体幹でしっかり支えて心地よく漕げるようになりましょう。 |
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11 | By the Way | 3'37 | 122 |
<HARD>~<NORMAL>ベースはポジション2ダブルタイム(速め)ポジション2ダブルタイムから、ポジション3スタンディングファスト(4カウント)たっぷり、その後立ち上がりポジション3ダブルタイム→エルボーダウン(2カウントオフビート)。ここのポジション3ダブルは計64カウントです。座り漕ぎにもどってエルボーダウン(2カウント)→エルボーダウンライレフ(シングル)。
座り漕ぎのままプッシュアップ(4カウント)からポジション3スタンディングファスト(4カウント)を挟んでポジション3ダブルタイム。ダブルタイムのままプッシュアップ(2カウント)で最後まで。最後のポジション3ダブルタイムは計96カウントです。 他の曲と比べるとラストソングが短めなのであっという間に終わってしまう印象です。 |
結構メロディアスなロックなので、耳当たりもよく心地よく漕げます。同じロック系のアーティストもののグリーンデイよりもずいぶん軽めに仕上がっています。初級者さんが挑戦する少し強度を感じるBB2とみていいでしょう。