漕ぎ方と動作

基本姿勢(1)サドルとハンドル位置の調整

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基本姿勢(1)サドルとハンドル位置の調整

①サドルの高さの調整

サドルの高さは、体験レッスンの時にバイクの横で最初にインストラクターに教わることの一つです。たぶん「腰骨の高さくらい」と言われます。が、腰骨のどこ?って感じで、数センチの誤差は出るのは自然なこと。

レッスン前の「前説」で少し時間があるときなどにインストラクターが教えてくれる調整の仕方が以下。

"サドルにまたがって最後方に座り、左右いずれかのペダルを一番下まで下ろし、(つま先を下に向けず)つま先とかかとは同じ高さにしたときに膝に少し余裕がある高さ"、が最適な高さ。「少し余裕のある」がまた感覚的な言葉ですが、要は膝が伸び切ると高すぎるってことです。膝が伸びきる高さにすると高回転でペダリングした時にフクラハギが伸びすぎて足つりの原因の一つになります。

②ハンドルの高さとサドルの前後

ハンドルの高さはサドルの高さの数値と同じところが原則。ただし、背の低いひとでサドルの高さが3以下の場合にも、ハンドルは3以下にしないように、と言われると思います。ハンドルを3以下にすると(サドルが3以下の場合、)ハンドルが遠くなりすぎるのが理由のようです。

慣れてくるとサドルの高さの数値よりも高くしたり、低くしたりを試してみて、自分が最も快適に漕げるハンドル高さを見つけましょう。ちなみに私は、サドルが4、ハンドルが5~5.5に設定して漕いでいます(黒バイク)。

また、ハンドルをいつもよりも低くしてプッシュアップの効かせ方を強くするとか、ハンドルをいつもより高くしてプッシュアップが多く出てくるプログラムの強度を調整するなどもやっていいことです。

 

サドルの前後は、まずサドルの一番後方に座骨(おしりのとんがった骨)が来るように座り、左右どちらかのペダルを一番前の位置に置いたときに、ひざとつま先が垂直に一直線になるようにします。基本姿勢(背中を丸めて腹筋に力を入れて前かがみにする)の時に手のひらがハンドルにかかるくらいになるはず。その時に肘が伸びきらないように注意します。少しわかりづらいので、下の略図でご確認ください。

膝頭とつま先が揃うところがサドルの前後位置。


 

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