レッスン強度表・構成表

プログラムの強度評価基準

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プログラムの強度評価基準

フィールサイクルのレッスン強度の要素

2021年11月15日、強度表を更新しております。最新版はこちら

フィールのレッスン強度は大きく3要素で成り立っています。脚への負荷、腹筋への負荷、上半身(主に腕)への負荷の三つです。これらは密接に関連しており、脚強度の高い曲を漕ぎきるには体幹(いわゆる腹筋あたり)の力が必要ですし、上半身負荷の高い動き(プッシュアップの連続など)をこなすにも体幹が必要になります。

言ってみればフィールサイクルって体幹を鍛えるためのフィットネスなんです。

それぞれの要素(脚・腹筋・腕)の要素を数値化して、プログラム強度を示してみよう、というのがレッスン強度表の目的です。

それぞれの要素を脚強度は20段階腹筋と腕への負荷強度を10段階で評価した強度表を作成しました。もちろん、インストラクターがよく言うように、「強度の感じ方はひとそれぞれ」ではあるのですが、初級者の皆さんにとっては誰かの私見でもよいので各レッスンプログラムの強度を評価したものは有用だと思います。

強度表では、次のような表記でプログラム強度表記をしています。

旧強度表では下記のような脚・腕・腹強度をプログラムごとに表記しておりましたが、新しい強度表でリザレクション対象のプログラムを含めてプログラムを網羅表示するにあたって、表示スペースが足りなくなったため、表記をしておりません。ただ、各プログラムのレポートの強度評価をする際には、実際に漕いでみた主観評価に下の「脚への負荷強度の評価」にある通りの数値評価をした上で各プログラムの強度を評価しています。

プログラム表記の要素

プログラム名の下の3つのコマで各要素強度の数値を表記し、プログラム名の右側にその合計値を表記。合計値がそのプログラムの強度の目安になります。

 

サンプルのプログラム表記

サンプルでいうと、プログラム名が「BB2 Hous1」、脚強度は11ポイント(20ポイント満点)、腕への負荷強度は6(10ポイント満点)、腹筋への負荷強度は4ポイント(10ポイント満点)、合計のプログラム強度は21ポイント(40ポイント満点)ということになります。

 

ちなみに・・・それぞれの要素の評価基準は次の通りです。

脚への負荷強度の評価

脚への負荷強度の感じ方は特にひとそれぞれの部分が大きいと思います。ある人は軽く漕ぎこなすプログラムでも、別の人はとても強度が強いと感じてしまう、そういうことはよくあることです。そのため、この強度表での脚強度評価はあるていど客観性を持ち込もうとしています。

脚への負荷は、漕ぐ重さとスピードと継続時間によるという前提のもと、プログラムの中の曲それぞれのペース(BPM:分間あたりのビート数)の速さと曲の時間をすべて集め、BPM×曲の秒数がその曲の基本の強度となります。さらにポジション2リズムを基準の1.0としており、100BPMで3分間(180秒間)の曲を一曲丸ごとポジション2リズムで漕いだ時の脚負荷を、  100✕180✕1.0 = 18000 としました。

その基準のもと、たとえば、座り漕ぎダブルを1.5、立ち漕ぎリズムを2.5、立ち漕ぎダブルタイムを3.5の強度とし、また、ランの強度は座り漕ぎの場合2.5、立ち漕ぎランで5.0とするなど、脚への負荷指数を一定の数値で決め込みました。さらに、プログラム後半の立ち漕ぎダブル以上の負荷への割り増し評価を入れるなどし、ダブルタイムやランなどのカウント数とペース(ビート数)と負荷指数の合計値を曲ごとに集計し、全曲合計をそのプログラムの脚強度としました。満ポイントすなわち最高強度を20ポイントとしてあります。(私見は入ってはいますが)ある程度客観的な強度評価をするよう努めてあります。

なお、曲の長さとBPMは、Find the BPM for any song ( songbpm.dom )というサイトのものを採用しております。

腹筋への負荷と上半身(特に腕)への負荷強度の評価

脚強度は一応客観評価をしていますが、腹負荷と腕負荷の評価は基本的に主観評価です。プログラムの中ででてくるエルボーダウンやツウィスト、タップイットバックやタップイットバックなどが腹筋に効いてきますが、なかなか客観評価は難しい。腕への負荷は主にプッシュアップやダンベルになりますが、こちらも客観評価が難しいところがあります。

よって、腹筋負荷強度と腕への負荷強度は主観評価で満ポイント10ずつです。

 

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