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(雑感)なぜフィールの虜になったのか

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(雑感)なぜフィールの虜になったのか

スタジオ臨時休館中に考えた。

なぜフィールサイクルの虜(とりこ)になったのだろう? 代謝があがって太りにくくなる、とか、健康診断の結果が改善した、とか、音楽に合わせて身体を動かしてストレス解消になる、とかいろいろあるけれど、ひと言でいうと、「楽しい」からだな、と思い至った。

大人になってから、これほど継続したことがあっただろうか? 若い頃から身体を動かすことは好きで、フィットネスクラブに通ったことはある。50歳になるあたりからフルマラソンに挑戦したり、そのためにジョギングを継続したりしてきた。けれど、週に5回、毎月25回以上、毎日のようにスタジオに行って暗闇でバイクを漕ぐことになろうとは思わなかった。ほとんど偶然のように受けた体験レッスン(BB1 Comp1)についていけずに打ちのめされた。体験レッスンはまったく楽しくはなかったし、レッスン中の音楽は記憶の隅にも残っていない。けれどなぜか魅力を感じた。

体験レッスンのあとインストラクターからの説明を受けて、その場で入会したが、全身筋肉痛の数日を過ごして、次回レッスンまで10日ほども空いてしまった。だから2回目のレッスン(BB1 Comp3)も体験のときの状況に近かった。レッスン中にインストラクターの発する言葉が、指示なのか煽りなのか励ましたのかあまりわからなかった。ディスコ世代の私には大音響とミラーボールは懐かしかったけれど体験レッスン同様に音楽は頭に残っていない(EDM ーElectonic Dance Music- という言葉は知っていたけど好んで聞くことはなかった)。レッスン後にへろへろになってシャワーしながら入会したことを少し後悔したことと、「できるだけ週1回は通うようにしてくださいね~」と帰りにインストラクターから声を掛けられたことだけ覚えている。

それから1週間後に受けた3回目のレッスン(BB1 DVGT)は半分くらい漕げた記憶がある。音楽も(DVGTってなに?と思ってたけど)少し頭に残った。さらに1週間後の4回目のレッスン(BB1 Comp2)になると、なんとなく8割がたついていけている自分がいて、慣れれば続けられるかも、と思った。そして今思えば、この3回目と4回目のレッスンのときのインストラクターが運命を決めたのだと思う。3回目は女性、4回目は男性インストラクターだったが、とても気持ちよくレッスンを終えられた。当時は知らなかったが、どちらもベテランでいわゆる「カリスマ」に近かった。レッスン中も、指示してるんだな、これは励ましだなとはっきりわかったし、指示のタイミングが的確だから次の動作にスムースに移れる。なにより自分が楽しそうに漕いでいるから、レッスンを受けるほうも楽しく漕げる。インストラクターは大切です。

この「楽しく漕げる」というのはとても大切だ。ここにフィールサイクルの魔力の一つがある。

「楽しい」を考えてみた。

フィールサイクルってどうして「楽しい」と感じるのだろう。と考えてみた。

グループレッスンで受講コマがあること。これによってある時間、ある人数が同じ事をやることになる。けれど予約段階で自分のバイク位置が確定できて、基本が暗闇なので自分に集中できる。グループレッスンなのに自分だけに集中できるという絶妙な時間と空間ができあがる。「没入感

45分で1レッスン終わること。練り上げられた45分のプログラムがレベルに応じて多数準備されているため、比較的短い時間でストーリーが完結する。自転車漕いで筋トレしてるだけなのに、なぜか初級者でも上級者でも自分なりの満足感とか達成感が確実に得られることになる。忙しい毎日の中でもレッスン前後とあわせて1時間少々の時間を捻出すれば達成感が得られる。「達成感

ライブ感があること。スタジオと音楽とインストラクターと受講会員とでひとつのレッスンが生み出される。同じプログラム、同じインストラクターでも毎回違った感じのレッスンになるし、インストラクターが違うとさらに違ったレッスンになる。そして参加している自分もそのレッスンの一員であるという感覚を持つことができる。「一期一会感

もしかしたら、これに「おしゃれ感」とか「シェイプアップ感」とか「利便性」なども感じる方もいるかもしれません。(感じ方は人それぞれですからね)

フィールサイクルの公式ウェブページにはこういうふうに書かれています。

FEELCYCLEが提供しているのはバイクエクササイズを
さらに進化させたフィットネス体験。
FEELCYCLEのある生活で、あなたの人生はもっと輝く。
LET YOUR LIFE BE MORE BRILLIANT.

私はフィールサイクルに出会って、それまで以上に充実した日常を送っています。家族と一緒にフィールを漕ぐ幸せを感じますし、自身の変化も実感しています。大人になってからこれほど必死になにかをやったことがあるかな、と思います(まぁ30秒程度のランだったりしますけどね)。社会人にとっての運動って、目的がぼやけることが多いと思います。フィールサイクルを続ける理由って「やっぱり楽しく漕ぎたいなぁ」につきるのではないでしょうか。フィールの魔力って、スタジオ、インストラクター、音楽、そして参加する会員が一緒になって作る上げる楽しく漕ぐ場にあるのだろうなぁ、と思う今日この頃です。


新型コロナによる緊急事態宣言の全国的な解除も見えてきましたが、スタジオ再開後もコロナ前と全く同じ状況にはならないかもしれません。予約できるバイクの台数も限られるとなっていますし、レッスン数も以前より少なくなるでしょう。そんななか、たぶんインストラクターは変わらず元気に明るくやってくれるはずです。再開と再会を楽しみにして、いましばらく辛抱しましょうね。

(2020年5月)

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