通販サイトでスピンバイク、あるいはフィットネスバイクなどと検索すると、数百件以上の商品が出てきます。値段は1万円程度のものから、20万円オーバーのものまで様々で、実際フィールのような漕ぎ方をするのにどれが適しているのかよくわかりません。
現在フィールで使われている主流のバイク(黒バイク)は、たぶん専用に開発したOEM商品だと思います。
一方、古いタイプの、いわゆる銀バイクはシュウィン社のものがベースです。下の写真、見覚えある人もいるでしょう。「銀バイク」そのものですね。

画像はシュウィンスポーツ社のカタログから
このバイクは、シュウィン社の「フィットネスバイクACスポーツ」という機種で現在は販売されていない模様。
スペック(カタログ)は、
サイズ:長さ109×幅51×高さ114 cm 重量:57 kg
ユーザーの最大体重:159kg ユーザーの対応身長:およそ150〜203 cm
フレーム仕上げ:亜鉛メッキ シートスライダー・ハンドルバー:ステンレス
駆動システム:ベルト(カーボンブルー・テクノロジー)/チェーンドライブ
となっています。ホイール(前輪にあたるところ)の重量の記載はないものの、18kgではないかと推定。
トルクの種類もカタログ記載はないですが、磁気トルクだと思われます。
通販でみられる様々なスピンバイクのなかで、どれを選べばよいか。スタジオが一時休業の今、フィールサイクリストが漕いでみて「いける!」と思うバイクはどれか。価格、サイズ、重さ、ハンドルの形、それぞれ重要なファクターですが、最重要ファクターは「連続使用可能時間」なのでした。
スピンバイクの商品説明を見ていくと、「連続使用可能時間30分」とか「45分」などとなっている場合があります。あるいは連続使用可能時間の記載がない、とか。どうもホイールやブレーキパッドの過熱が原因のようですが、フィールのプログラムは45分で作られているので、最低45分はないと意味がありません。
そこで「銀バイク」の仕様に近くて連続使用可能時間の制限がないバイクを探した結果、「YOSUDAスピンバイクL-001A」という機種を見つけました。アマゾンでは「YOSUDA スピンバイク フィットネスバイク 本格トレーニング向き16KGホイール エアロビクスバイク 無段階負荷調節 静音 サドル&ハンドル調節可能 移動用キャスター付き トレーニングマシン エクササイズマシン 日本語取説」というタイトルで販売されています。価格も2020年4月時点で送料込み税込み29,800円というのも決め手の一つ。

これがYOSUDAのL-001A
スペックは
サイズ:長さ96×幅54×高さ105~115 cm 重量:31 kg
ユーザーの最大体重:135kg ユーザーの対応身長:およそ150〜180 cm
駆動システム:ベルト
ホイールの重量:16kg
トルク調節は摩擦式
シュウィン社に比べると若干小ぶりですが、ハンドル形状も近いと思い、値段も手頃なのでとりあえず今回はこのバイクを取り寄せてみることにしました。(ひとつ上位機種に「L-007」というものがあり、そちらのほうがフィールのバイクの感覚には近いのかとも思いましたが、品切れ中でした)