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BSL HOUS2のプログラムレポートと強度評価

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BSL HOUS2のプログラムレポートと強度評価

※2022年8月リリースのプログラムBSL HOUS2の強度評価とプログラム構成を提供いたします。なお、このプログラムはスタジオとFEEL ANYWHEREの同時リリースとなりました。

BSL HOUS2(ビーエスエ ハウス ツー)

プログラムリリース日:2022年8月22日(月)

BSL(ボディシェイプ レッグ&ヒップ)にHOUS2がリリースされました。BSLで最高強度と評価されるBSL HOUS1(「エルハ」と呼ばれます)のリリースが2018年1月でしたから、4年半ぶりのレッグのハウス2(「エルハ2」と呼ばれるのでしょうか)です。


プログラム全体としては、1)曲数が全13曲(立ち漕ぎしながらのダンベルは10曲目) 2)短い曲が多くBSLらしい高速曲も多い 3)RUNは3曲目とラストソングの2曲 4)ハードな曲の次は比較的軽い曲が配置されていて優しく感じる 5)コリオはBSLなので限られている 6)強度はエルハよりは低いがエルハに次ぐ… といった感じでしょうか。

RUNは3曲目がポジション3(32カウント)ポジション2(32カウント)が2回。ラストソングがポジション3(32)ポジション2(32)ポジション3(32)が1回とポジション3(32)ポジション3(32)ポジション3(64)が1回です。

BSLシリーズの中では高い強度に入ると思います。また、脚強度だけでいうと全プログラムの中でも高い強度になると感じます。凝ったコリオはありませんし、修行系の曲もありませんが、脚強度が高いため初級者の方向けではありません。また、ホバーは出てきませんが、3曲で出てくるクラウチングのノーバンウンスの取り組み度合でも強度は変わってくるでしょう。

プログラム強度評価は、脚強度18・腕強度2・腹強度4の総合評価24ポイントとしました(マックス値は脚20、腕10、腹10です)。エルハより1段低い評価をしました。もちろん強度の感じ方は人それぞれなので、違うご意見もあるかとは思います。

楽曲 duration BPM
Prison - yt music 3'23 122
<EASY> ベースはポジション3リズム(普通の速さ) ウォームアップ曲と言っていいでしょう。

バックトゥーアップのカウントダウン(8カウント→4カウント→2カウント)の後サイドトゥーサイドからバックトゥーアップ(8カウント)。

2コーラス目がバックトゥーアップの(4カウント→2カウント)からサイドトゥーサイドを経て、コンビネーション{4バック4サイド}→{2バック2サイド}です。

1曲目が穏やかなので油断してはいけません。ウォーミングアップと位置付けて身体を十分温めましょう。

Diamonds - Hi3nd 2'28 150
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(少し速め)少しペースが上がりますが短い曲です。タップイットバックからダブルタップイットバック。

バックトゥーアップ(2カウント)からダブルタップ、バックトゥーアップ(2)ののち、コンビネーション{ダブルタップ+バックトゥーアップ(2カウント)}

Outlaws - Manse, JRL, Jonny Rose 3'38 128
<SPRINT>ベースはポジション2ダブルタイム。スタファとRUNのスプリント曲です。

開始しばらくしてからポジション3スタンディングファスト(8カウント)→スタンディングファスト(4カウント)。RUNはポジション3(32カウント)ポジション2(32)。後半も同じくスタファ(8カウント)→(4カウント)からRUN、ポジション3(32)ポジション2(32)です。

Come and Find Me - Colin Crooks, Brendan Mills, Jamie Johnson 2'40 124
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(普通の速さ)

普通の速さの立ち漕ぎで、まずはダブルタップ、そしてサイドトゥーサイド、この流れを繰り返して、最後がコンビネーション{ダブルタップ+2バック2アップ}です。

スプリントのあとの曲が優しくて救われます。この曲と次の5曲目で脚を十分回復させましょう。

Lose Somebody - Kyogo, OneRepublic 3'20 148
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(速め)あるいは少しゆっくり目のダブルタイム

2カウントのサイドトゥーサイドとタップイットバックの組み合わせです。

このプログラムはダンベルが10曲目にありますから、まだまだ前半の前半。この後のハードな曲に備えます。

I Don't Wanna Know - Dubvision 2'38 126
<HARD>ベースはポジション2ダブルタイム(普通の速さ) ポジション3ダブル+ダイヤモンドで心拍が上がります。

短い曲ですが、ポジション3ダブルタイムしながらのダイヤモンドが消耗させてくれます。

ポジション2ダブルタイムスタートですが、すぐにコンビネーション{ポジション3ダブルタイム(8カウント)+2カウントダイヤモンド(右)+ダイヤモンド(左)+ポジション2座り漕ぎ(8カウント)}を2回。スタンディングファスト8カウントのアップとダウンの間にポジション3ダブルでのダイヤモンドが右・左と入るわけです。

ポジション2座り漕ぎを挟んで同じコンビネーションを2回。

ラストはポジション3ダブルタイム(32カウント)に続いてダブルで漕ぎながらのダイヤモンド(右・左)を2回。

体幹をしっかり保ってダブルタイムでのダイヤモンドをこなしましょう。

Offender - Dimension 3'43 174
<HARD>ベースはポジション3ダブルタイム(速め)でのクラウチング

クラウチング曲です。始まってすぐにクラウチング。アップトゥーバック(2カウント)。

少しだけリズムで漕いでバックトゥーアップ(2カウント)から再びクラウチング。ラストは長いアップトゥーバック(2カウント)。2アップ2バック(バックトゥーアップの2カウントと同じ動きですが)も速めのダブルで漕ぎながらだと体幹に効いてくるのがよくわかります。

Hope - Sigma, Carla Marie 3'12 175
<NORMAL> ベースはポジション3リズム(速め)

開始後しばらくしてタップイットバックからダブルタピバ。

間奏では座れます。その後ポジション3ダブルに戻ってタピバからだブルタップイットバック。ペースが速めなので、小さくしっかりタップしましょう。

Runaway - R3HAB, sigala JP Cooper 3'48 122
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(少し速め)でのクラウチング

すぐにクラウチング。サビの部分でポジション3ダブルタイム(32カウント)。座ってスローダウンさせくれます。

2コーラス目もクラウチングからポジション3ダブルタイム(32カウント)。

ダンベル前の曲なのですが、それほどハードではありません。というのも6・7曲目のハード曲の後だからでしょう。

10 The Evil Folk - KAAZE, Nino Lucarelli 2'37 128
<Dumbbell>ベースはポジション3リズム(普通の速さ)のクラウチング。

クラウチングでの片手ダンベルです。フロントパンチ(2カウント)とキックバックなのですが、キックバックの後半がシングルカウントになります。このシングルカウントをダンベル2個持ちで楽勝でやれる方は相当なもの。1個持ちをお勧めします。

11 My Way - Steve Aoki, Aloe Blacc 3'18 170
<EASY>~<NORMAL>ベースはポジション3リズム(少し速め)

サイドトゥーサイドとバックトゥーアップ(2カウント)の組み合わせ。最後はコンビネーション{2バック2サイド}になります。

ダンベル後の休憩曲。ラスト2曲に備えましょう。ハードな曲の前のゆったりした曲がこのプログラムの全体の印象を少しだけやさしくしています。

12 Symphony - Aspyer 2'56 121
<HARD>ベースはポジション2ダブルタイム(ふつうの速さ)

しばらくしてからポジション3ダブルタイム(32カウント)→8カウントダウンアップ(ポジション2ダウン8カウント+ポジション3アップ8カウント)→ポジション3ダブルタイム(32カウント)。

少し座れますが、ラストはポジション3スタンディングファスト(8カウント)をしっかりやって、ポジション3ダブルタイム(64カウント)。

13 JESSE JAMES - GRAVEDGR 3'27 160
<HARD>ベースはポジション3リズム(少し速め)立ち漕ぎ中にRUNがしっかり入ってきます。

少し速めのポジション3リズムで漕ぎ始め、タップイットバックとダブルタピバ。サビでRUN。ポジション3(32カウント)ポジション2(32カウント)ポジション3(32カウント)。RUNはあわせて96カウント分

リズムにもどって再びタピバからダブルタピバ。最後のサビでRUN。ポジション3(32カウント)ポジション2(32カウント)ポジション3(64カウント)。最後のRUNは128カウント分で、合計224カウントのRUNを途中で座ることなく駆けます。

本当にBSLらしいプログラムといっていいでしょう。上にも書きましたが、クラウチングの取り組み方でかなり強度はかわります。特にダンベル曲はしっかりノーバウンズでクラウチングしながらキックバックをシングルでやると、かなり身体全体に効いてきます。高強度ですが、とてもよいプログラムになっていると思いました。

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