今回のロッカールームトークは「シニア向けプログラムのおはなし」です。
わたくしの母は、70歳代後半(というか、もう80歳も目前)なのですが、40年以上前に始めた卓球をいまだに続けています。コロナの前は年間100試合を戦うというスーパーおばあちゃんです。コロナによる外出自粛で、卓球クラブも一次閉鎖、もちろん大会はゼロとなってしまい、体力維持を心配していました。
フィールサイクリストの妹と同居しているのですが、妹宅に「自宅でフィール」用のスピンバイクを導入。この機会に母にもバイクを漕がせてみよう、と妻と二人でシニア用プログラムを作ってみました。


プランクとかフォアアームプランクとか言われる体幹トレーニング。うつ伏せになって両肘を胸の前について身体をまっすぐに浮かせ、つま先と両肘だけで支える。
この姿勢で一分間とか支えるやつです。




というような、会話の後、一本目の母用シニア向けプログラムを作成しました。
曲数は全6曲(メイン5曲にストレッチ1曲)
1.Will You be There(マイケル・ジャクソン)
3’40 BPM83 from BB2 MJ1
はじめはゆっくりポジション2リズムで、少しだけプッシュアップ。
2.I Just Call to Say I Love You(スティーヴィー・ワンダー)
4’22 BPM114 from BB2 Soul1
2曲目もポジション2リズムで、少しだけエルボーダウン、それからエルボーダウンライレフ。
3.Fascinating Rhythm(トニー・ベネットほか)
2’41 BPM91 from BB2 Jazz1
3曲目は漕ぐだけ、ポジション2リズムから少しだけポジション2ダブルタイムを入れて。
4.Marvin Gaye(チャーリー・プース)
3’37 from BSL Hit7
ダンベルです。ショルダープレス(ライレフ)、フライとアームカール。途中休みながら。
5.We Are the Champions(クイーン)
2’59 PBM64 from BB1 and BB2 Queen
ラストソング。ポジション2リズムからサビでポジション3リズムを少しだけ。
6.Rainbow(ケイシー・マスグレヴス) from BB2 Comp1
スタジオと同じように、上半身ストレッチをやります。
さて、このプログラムをApple Musicのプレイリストを作って曲をかけながら、「自宅でフィール」のバイクで妻がモデルとして実演。わたくしが掛け声とコリオを解説しながらインストラクター役で動画撮影。妹に動画を送って、バイクセッティングなどをまかせて、動画を見ながら漕いでもらいました。







ということで、シニア向けにもバイクエクササイズは有効だと思います。少し強度を上げが二本目のプログラムも提供したのですが、どうも一本では漕ぎたりなくなったらしく、二本連続で(40分程度)漕ぐようになっています。
プログラム作ってみて実感したのですが、フィールのプログラムって本当によく考えられて練られてるなぁ、と。作った人に感謝。