バックトゥーアップ Back to Up (B2U) あるいは アップトゥーバック
ポジション3で、頭と体を沈めながら腰を大きく後ろにサドル上まで引き(Back)元に戻す(Up)。
脚とヒップ、体幹を鍛える運動。バック状態の時には極力バウンドしない「ノーバウンズ」で。バックで身体を引いているときに脚とお尻に、アップで前に戻るときに腹筋に効く。バックしている時にも腹筋を意識すること。
8カウントバックトゥーアップでは、後ろに引いて8カウント、戻って立ち漕ぎ8カウント。4カウントB2Uは、バックで4カウント戻って4カウント。2カウント(2バック2アップ)もある。インストラクターによっては4カウントバックトゥーアップを「4バック4アップ(または4アンド4)」、2カウントバックトゥーアップのことを「2アンド2」と言うこともあります。
変わったところでは、3バック1アップというコリオもあります。1・2・3でバック、で4でアップです。ワンハンドバックトゥーアップが出てくるプログラムもありますよ。片手を腰に回して片手でバックトゥーアップです。(ワンハンドクラウチングもあり)
また、クラウチング状態(腰を引いたバックで漕ぎ続ける状態)からスタートしてアップの状態が先にくる場合は、「アップトゥーバック (Up to Back)」という。
コンビネーションではバックから戻ってプッシュアップするバックトゥープッシュ(Back and Push)や、バックから戻ってサイドトゥーサイドをするバックトゥーサイドトゥーサイド(Back and Side to Side)などがある。
そのほか、BB2 Jazz1では、4アップ2バック2アップ4バック2アップ2バックというコンビネーションが出てくるし、BSL Deep1では、もっと凝ったバックトゥーアップコンビネーションも。初めて受講するときにはインストラクターの指示をよく聞いて、集中しないと、「あれ、いまどこ?」と迷子になります。迷子になったらインストラクターの動きを真似ましょう。