※2022年8月リリースのプログラムBB2 RDMCの強度評価とプログラム構成を提供いたします。なお、このプログラムはFEEL ANYWHEREのみでの提供です(スタジオ提供は現時点ではありません)。
BB2 RDMC(ビービーツー ランディーエムシー)
プログラムリリース日:2022年8月11日(木)
8月11日はヒップホップ記念日(Hip Hop Celebration Day)なのだそうです。この日にちなんでヒップホップを世界的ムーブメントに下RUN D.M.C.の楽曲のみのプログラムがエニウェアで2022年8月11日にリリースされました。
プログラム全体としては、1)曲数が全11曲 2)5分程度の長い曲が3曲あり、いずれも少し修行系(同じ動作がたっぷり続く) 3)RUNはラストソングのポジション3RUNが48カウントほど1本だが、スタンディングファストがたっぷりある 4)複雑とまではいかないが凝ったコンビネーションがいくつかあり、難易度は高め 5)全体のBB2標準より少し低め といった感じでしょうか。
BB2シリーズの中では高い強度ではありません。座り漕ぎが多いので初級者の方でもチャンレジしやすいかとおもいます。ただ、ハンドルタップをからめた少し凝ったコリオがあるので、集中していないと迷子になる(いま何をするところかわからなくなる)危険性があります。脚強度的にはスタンディングファストで高めている印象ですが、全体としては強度よりも難易度を感じると思います。
プログラム強度評価は、脚強度12・腕強度5・腹強度5の総合評価22ポイントとしました(マックス値は脚20、腕10、腹10です)。もちろん強度の感じ方は人それぞれなので、違うご意見もあるかとは思います。
楽曲 | duration | BPM | |
1 | Run's House - Single Version | 3'22 | 99 |
<EASY> ベースはポジション2座り漕ぎリズム(少し速め)曲を通して座り漕ぎ。プッシュアップ(4カウント)からエルボーダウン(2カウント→シングルカウント)エルボーダウンライト&レフト(シングルカウント→シングルシングルダブル)。
2コーラス目はプッシュアップ(2カウント)の後、エルボーダウン(2カウント)をたっぷり。 このプログラムは基本的なコリオのコンビネーションが多く登場します。 |
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2 | Mary, Mary | 3'15 | 115 |
<EASY>ベースはポジション3リズム(普通の速さ)立ち漕ぎリズムでバックトゥーアップ(4カウント)ののちすぐに、{プッシュアップ(4カウント)+バックトゥーアップ(4カウント)}のコンビネーション。その後{プッシュアップ(2カウント)✕2+バックトゥーアップ(2カウント)}のコンビネーション。
曲後半は、タップイットバック、タップ&プッシュ、ダブルタップ&ダブルプッシュから、コンビネーション{タップ&プッシュ✕2+ダブルタップ&ダブルプッシュ}をたっぷり。 |
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3 | It's Tricky | 3'04 | 128 |
<NORMAL>ベースはポジション2ダブルタイム。ポジション3ダブルタイムで少し心拍があがります。
開始しばらくしてからポジション3ダブルタイム(32カウント)、座り漕ぎリズムの後、ポジション3ダブル(32カウント)、立ち漕ぎダブルのままエルボーダウン(2)を32カウント。 曲半ばは座り漕ぎダブルにエルボーダウン(2カウント)からポジション3ダブル(32カウント) 最後にポジション3ダブルタイムからダブルタイムのままエルボーダウン(2カウント)を全部で48カウントほど。 ポジション3ダブルタイムをしながらエルボーダウンのよい練習になると思います。 |
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4 | My Adidas | 2'48 | 95 |
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(ゆっくりめ) のサイサイ曲です。ゆっくりめのリズムでで漕ぎながら、サイドトゥーサイド、バックトゥーサイド(2カウント)。バックトゥーサイド(2バック2サイド)はたっぷりできます。 | |||
5 | Beats to the Rhyme | 2'41 | 103 |
<NORMAL>ベースはポジション2ダブルタイム。スタンディングファストをたっぷりと。ポジション2ダブルタイムからプッシュ&エルボー(2カウント)をやって、ポジション3スタンディングファストをたっぷりやります。
曲最後はポジション3ダブルタイムの後プッシュ&エルボー。心拍を上げて後半に臨みます。 |
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6 | It's Like That | 4'50 | 121 |
<NORMAL>ベースはポジション3リズム(普通の速さ) 少し長めの曲でハンドルタップを絡めたコンビネーションが登場。曲前半は、立ち漕ぎリズムで漕ぎながら、プッシュアップ(2カウント)→タップ&プッシュ。エルボーダウン(2カウント)→タップ&エルボー。ハンドルタップ(ポジション5→ポジション3)。
曲後半がこれらのコンビネーション{ハンドルタップ(5&3)✕2+プッシュアップ(2)✕2+タップ&プッシュ}をたっぷり、続いてコンビネーション{ハンドルタップ’(5&3)✕2+エルボーダウン(2)✕2+タップ&エルボー}をたっぷり、最後のコンビネーションが{ハンドルタップ(5&3)✕2+プッシュアップ(2)✕2+タップ&プッシュ+ハンドルタップ(5&3)✕2+エルボーダウン(2)✕2+タップ&エルボー}となります。 ハンドルタップが入ってきて迷子になりやすいコリオです。(ハンドルタップって要る?というのが正直な感想) |
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7 | It's Over - Club Mix/dirty version | 3'38 | 114 |
<EASY>ベースはポジション1リズム(少し速め)座り漕ぎポジション1ダブルタイムで漕ぎながら、エルボーダウンをしつこいくらいに。
始まってすぐにエルボーダウンライト&レフトの7ダウン1アップ(エルボーダウンライトで7カウントダウンして最後の1カウントでアップ)。続いてエルボーダウンライト&レフトの3ダウン1アップ、エルボーダウンライト&レフト(2カウント)。 曲後半は両手(ボースハンズ)でエルボーダウン7ダウン1アップ、3ダウン1アップ、2カウントエルボーダウン。 強度は感じにくいと思いますが、エルボーダウンをしっかりすると汗が結構でてきます。エルボーダウンライレフの7ダウン1アップ、3ダウン1アップは初めて見ました。 |
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8 | Walk This Way | 5'11 | 106 |
<NORMAL> ダンベル前のスプリント(スタンディングファストたっぷり)。この曲は5分を超える長い曲です。曲前半はポジション2ダブルタイムからポジション3ダブルタイム(32カウント)、座ってプッシュアップ(2)エルボーダウン(2)など。
曲後半が少し強度が上がります。ポジション3ダブルタイムからタップイットバック(合計で96カウント)、最後にコンビネーション{ポジション3スタンディングファスト4アップ+タップイットバック✕2+4ダウン+プッシュアップ(2)✕2}をたっぷりやらせてくれます。 |
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9 | Pause - Radio Versionl | 3'48 | 106 |
<Dumbbell>アームカール、ショルダープレス、チェストプレスのセット。自信があれば重さを上げても。 | |||
10 | Rock Box | 5'31 | 100 |
<NORMAL> ベースはポジション3リズムダンベル後の休憩曲といっていいでしょう。ただし曲が長いので、それなりに消耗感はあります。
立ち漕ぎリズムでプッシュアップ(2カウント)をたっぷり。その後サイドトゥーサイド。コンビネーション{2プッシュ+2サイド}を最後までたっぷりと。 |
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11 | Rock Show | 3'14 | 120 |
<HARD>~<NORMAL>ベースはポジション2ダブルタイム(ふつうの速さ)スタンディングファストをたっぷり、最後にポジション3RUN
ポジション2ダブルタイムから、エルボーダウン(2カウント)をやってポジション3スタンディングファスト(8カウント)たっぷり。 曲後半も同じくエルボーダウンからスタンディングファスト、最後の最後でポジション3RUN(48カウントほど)。RUNで最後なので出し切って漕ぎ切りましょう。 |
いわゆるヒップホップ系の曲が続くので、曲の中での起承転結が(個人的には)感じられず、盛り上がりどころをとらえることができませんでした。なお、プログラム全体としてはバランスの取れたよいプログラムになっていると思いました。