エニウェアバージョン(AE)
エニウェアでは、プログラムによっては(AE)と表記されるものがあります。AEすなわち、Anywhere Edition(エニウェアエディション)だそうです。AEってなに?をレポートします。
AEプログラム
2022年8月初旬の時点でAEは次の11本です。
BB1シリーズ : ありません
BB2シリーズ : REGG1(AE) SUMR2(AE) X’mas3(AE) MOVIE2(AE) DVGT(AE)
BB3シリーズ : COMP1(AE)
BSBシリーズ : REGG1(AE) HOUS1(AE)
BSBiシリーズ: HOUS1(AE)
BSLシリーズ : DEEP2(AE)
BSWシリーズ : ありません
BSWiシリーズ: METAL1(AE)
AEと通常エディションは何が違うか
通常のスタジオで提供されているプログラムとAE(エニウェアエディション)との違いは、使用されている楽曲の違いです。1曲あるいは2曲程度、通常とは違う楽曲が使われます。
たとえば、BSB HOUS1(ハウチュー)では、通常スタジオ版では1曲目が Klingande の「Jubel」という曲ですが、AEでは、同じ「Jubel」ながら Redcarpetpops というアーティストのカバーものが使われています。
また、最近配信がはじまったBB2 SUMR2では、3曲目 Vengaboys の「2 Brazil!(Hit Radio)」という楽曲が、 DJ Safari の「To Brazil!」というバージョンに変わっています。BSL DEEP2では、2曲目、6曲目が曲そのものが違うものに変わってしまっています。
漕いだ感じは?
とはいえ、エニウェアで漕いでいる感じはスタジオとほとんど変わりないと思います。コリオがほぼ同じなので、(曲の長さが若干違う場合はあります)強度的にもプログラム全体の構成印象としてもAEだからといって異なることはありません。特にカバー曲の場合は全く変わらないでしょう。
なんでAE版になるかというと、曲のライセンスの問題だと推測します。エニウェアではKKBOXという配信サービスと提携して音楽部分を配信しているのですが、KKBOXで配信できない(アプリでは「この曲は再生できません」などと表示されてしまいます)場合に、曲のペースやトーンの同じ楽曲に入れ替えてエニウェアで提供している模様です。フィールサイクルは(エニウェアを含めて)世界的な楽曲の使用を一つの特徴にしているため、こういうことが起こるのでしょうね。
エニウェアの正式版のリリースが遅れた理由の一つに音楽配信サービスとの連携・提携の問題があったと私はにらんでおります。