BSBシリーズは、ボディシェイプバック&アーム(Body Shape Back & Arm)の略称で、フィールサイクルのプログラム説明によると、「理想的な二の腕、美しい背中を目指す方に向けたプログラム。ダンベルやチューブを使用し、背中や二の腕の筋肉にアプローチ。引き締めを目指す方は低負荷で、パンプアップを目指す方は重いダンベルを使用する等高負荷をお勧めします。肩甲骨周りを大きく動かすことで、高い脂肪燃焼効果が期待できます。」
BSBiは、BSBインテンシブ(Body Shape Back & Arm intensive)で、「BSBからさらに上腕、肩甲骨周り、背中に特化した筋トレ要素を取り入れて、より高い効果を実現。きれいな筋肉をつけ、メリハリのある理想のボディラインへ。」ということになります。
とにかくプッシュアップが多くて、上腕から背中を鍛えます。チューブが出てくるのもBSB系のプログラムの特徴です。他のフィールサイクルのプログラムでは使わない筋肉を使うので、特に背中や二の腕の筋肉痛必至です。
BSB HH1 (9-8-3) 総合評価20
ヒップホップ調の曲の全10曲構成。チューブを使うヒップホッププログラムで、「ヒポチュー」という愛称がついています。
10曲のうち、チューブ2曲、ダンベル1曲。プッシュアップが多くてチューブでも腕を使うので、腕はパンパンになります。立ち漕ぎダブルは4曲で出てくるもののそれほど高速ではありません。ランもラストソングでポジション3ランが64カウント出てくるだけです。BSBの中では低強度ですから、ぜひ一度チャレンジを。
BSB HOUS1 (10-9-3) 総合評価22
ハウス曲で構成された標準の10曲構成。愛称「ハウチュー」です。
BSB HH1に比べると少し強度は高いですが、少し慣れてきたころであれば、漕ぎ切れないほどではないと思います。ただ、腕と背中へはチューブ1曲ダンベル2曲で高い負荷をかけていきます。ランは3曲目とラストソングに出てきます。特にラストソングのランはポジション3(32カウント)ポジション2(32カウント)ポジション3(32カウント)と96カウント連続ですが、ポジション2座り漕ぎランが入るので耐えられるでしょう。一方、ポジション3ダブルタイムは一度も出てきません。安心して受講しましょう。
BSB HIT7 (11-9-3) 総合評価23
標準よりも1曲多い11曲構成。チューブ2曲ダンベル1曲あります。
ハウチュー、ヒポチューに比べると脚強度は少し上がります。が、BB2レベルのプログラムを何度か経験していれば漕ぎ切れないことはありません。ランはラストソングだけ、立ち漕ぎダブルタイムもちょこちょこ出てきますが、それほどペースは速くありません。もちろん腕への負荷はプッシュアップやプッシュダウンキープ、チューブ、ダンベルで十分すぎるくらいあります。
BSB HIT6 (13-8-3) 総合評価24
標準の10曲構成。
BSBプログラムの中では高強度でしょう。脚への負荷も相当あります。当然プッシュアップ多いです。このくらいプッシュアップが多くなると、腕だけで支えるいわゆる腕立て伏せでは耐えきれなくなってきます。体幹の力を使って(腕に頼りすぎないように)前傾を深くしていくような動作を身に着けるといいと思います。チューブが2曲続きますが、1曲目はラットプルで背中への負荷(チューブのコリオ解説を見てくださいね)2曲目はキックバックで二の腕への負荷と違う部位に負荷をかけるのですが、そのほかの曲のプッシュアップと相まって腕への負荷マックスです。
BSBi HOUS1 (13-10-4) 総合評価27
12曲構成。チューブ3曲ダンベル3曲。
チューブはラットプルが2曲、キックバックが1曲。ダンベルはキックバックとアップライトローとトライセプス。BSBインテンシブの名の通り、上半身への負荷をかけていきます。脚負荷もかなりある方で、1日2レッスンや3レッスンは普通に漕ぐ私でも、BSBiがあるときにはこれだけしか漕ぎません。初級者のみなさんは怖いもの見たさですみっこで受講するといいです。ぜんぶ漕ぎ切ろうと思ってしまうと身体を痛めそうに感じるくらい高強度です。
BSB DEEP1という修行系のプログラムもリリースされましたが所属スタジオでまだ提供されていまた休業に入ったため、ここで記載できません。