BB2はフィールサイクルのメインディッシュといっていいと思います。数多くのレギュラープログラムがリリースされており、音楽ジャンルもロック、ハウス、レゲエ、ソウル、ヒップホップ、メタル、ジャズなど多種多様です。残念ながらレギュラープログラムにはアーティストコラボレーションはありませんが、イベントプログラムとしてリザレクションの時期に多数のアーティストもののレッスンが行われます。
まずは、BB2の中でも低強度のものの構成表です。この5つのプログラムはBB1にある程度慣れたころにチャレンジして大丈夫。きっと漕ぎきれるでしょう。
BB2 MLN1 (9-3-3) 総合評価15
ミレニアム(2000年代)のなつかしのヒット曲を集めたプログラム。MLN1と2がありますが、MLN1はBB2の中でも最低強度と言っていいでしょう。10曲構成です。
強度はBB1+アルファ程度です。ただし、練習パートはありません。コリオはプッシュアンドプルやバックトゥーサイドコーナリング、アイソレーションなど豊富。脚への負担の高いスタンディングファストやラン、ポジション3ダブルタイムも登場しますが、カウントもそれほど多くなく、BB1からBB1へのステップアップに最適です。ランも2曲出てきますがいずれも座り漕ぎのランです。
BB2 HIT17 (8-5-3) 総合評価16
2016年12月にリリースされたHitシリーズです。10曲構成。
BB2に慣れるのに適したプログラムだと思います。4曲にポジション3ダブルが出てきますがそれほど長いカウントではありません。ランは2曲で出てきますが、ラストソングのランにポジション3ランが登場。全身への負荷がもっとも強く息が上がるのはもしかすると5曲目かもしれません。トルクアップしてプッシュアンドプルでポジション3立ち漕ぎの状態で8カウントクラウチング(バック)からもどってプッシュダウンキープの連続です。
BB2 HH1 (11-3-3) 総合評価17
ヒップホップ曲調のみの10曲構成。
Hit17と同じくBB2に慣れるのに適しているプログラム。ポジション3ダブルタイムは2曲のみ。ポジション3ランは出てこず1曲のみ。4曲目の快速ポジション2ダブルタイムからのスタンディングファストが一番キツいかな。クラップ(コリオの最中に頭上で手をたたく)が2曲に出てきます。
BB2 90’s1 (12-3-3) 総合評価18
90年代の懐メロで構成された10曲。
MLN1、Hit17,HH1よりも少し上ランクの強度に感じるでしょう。ポジション3ダブルタイムは5曲で出てきますが、いずれもそれほど高速ダブルではありません。ラストソングが一番息があがると思います。快速ポジション2ダブルからスタンディングファスト、ポジション3ランを3本(32カウント✕2、64カウント✕1)漕ぎます。
BB2 HOUSE2 (11-5-3) 総合評価19
10曲のハウスダンスミュージックで構成されています。
プッシュアップやエルボーダウン、タップイットバック、バックトゥーアップなどの同じみのコリオに加えてプッシュアンドプル、アイソレーション、ホバーなども出てきます。ランは3曲に出てきますがいずれも座り漕ぎ(ポジション3ランは出てきません)。ただし、ランの前には必ずスタンディングファストがついてくるので、心拍上がります。ポジション3ダブルタイムは1曲のみなので、なんとか乗り切れるはずです。